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27.1億円のシリーズB資金調達完了のお知らせ

モジュラス株式会社(代表取締役CEO 木村 俊、本社:東京都千代田区)は総額27.1億円のシリーズBの資金調達を実施しました。シリーズBに参画した投資家は次の通りです。SBIインベストメント株式会社、みずほキャピタル株式会社、株式会社ジャフコ、株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ、SMBCベンチャーキャピタル株式会社、第一生命保険株式会社、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社、モバイル・インターネットキャピタル株式会社、株式会社メディフューチャー、株式会社エッセンシャルファーマ、既存株主である株式会社ファストトラックイニシアティブ。今回の資金調達を含む累計での資金調達額は総額で35.1億円となりました。

今回調達した資金を活用し、当社の最先端の創薬テクノロジーを駆使したネットワーク型研究を加速します。具体的には、自社の創薬研究プログラムの推進に加え、ペプチドリーム社をはじめとする共同研究の推進と拡大、人材獲得を含めたさらなる研究体制の確充を推進していきます。

【モジュラス株式会社 代表取締役 木村 俊のコメント】
「この度は新たに参画頂いた投資家の皆様、そして今までご支援を頂いてきた投資家や共同研究パートナーの方々とともに、病気に苦しむ患者さんとそのご家族のために革新的治療薬の研究を進めていけることに大変感謝しております。モジュラスは、現在までに共同研究と自社ポートフォリオからガンや炎症・免疫疾患に対する有望な化合物を複数発見しており、今回集まった資金によって、これらに加え新たなプログラムの研究を進め、業界パートナーと共に患者さんのもとにいち早く届けることに努めていきます。」

【SBIインベストメント株式会社 廣田 航輝氏のコメント】
「モジュラス社は社長の木村氏を筆頭に創薬シミュレーションに精通しているメンバーや製薬企業で複数の臨床候補物質を世に送り出した経験のある研究者が揃っており、そのようなチームとご一緒できる事を光栄に思います。新たなビジネスモデルとして、自社で研究所を持つ事なく、スーパーコンピュータを用いた素材計算によって臨床試験前化合物の素材を作り出す新たな低分子創薬の市場を開拓していく事を期待しております。SBIグループの持つリレーション等を活用し、微力ながらモジュラス社の展開を支援させて頂きます。」

【みずほキャピタル株式会社 小土井 善章氏のコメント】
「みずほキャピタルは本年1月にライフサイエンス領域に特化した新ファンドを立ち上げ、第1号案件としてモジュラス社への投資をさせていただきました。モジュラス社は世界最高レベルの計算創薬基盤技術をベースに、画期的なアプローチに基づく革新的創薬シーズを連続して産み出せるビジネスを展開しています。開発戦略も秀逸で、早期に実用化できる付加価値の高い開発品を優先的に手掛けることが、モジュラス社のポリシーである「患者とその家族のための革新的な治療薬開発」に資すると考えています。モジュラス社の事業は次世代型バーチャルファーマへの挑戦でもあります。卓越した経営陣が世界を目指し、大きく飛躍するモジュラス社を応援して参ります。」

【株式会社ジャフコ 豊田 美和氏のコメント】
「製薬/バイオテック業界において幅広い創薬・計算科学の経験を積んだモジュラスのチームは、計算科学技術・バイオロジーにおける深い洞察力と、グローバルなビジネス展開能力を有しています。医薬品のモダリティが多様化する中、その原点ともいえる低分子創薬に新たなブレイクスルーを起こし、革新的な治療薬を創製することを確信しております。今回の出資を通じて、この挑戦に向かってご一緒できることを大変嬉しく思います。モジュラスの成長に資するよう、弊社も尽力して参ります。」

【株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ 代表取締役社長 山岸 広太郎氏のコメント】
「創薬分野においては欧米のベンチャーが中心となる中で、日本発の創薬ベンチャーでありながら、グローバルに活躍が期待できる計算科学に立脚したサイエンスと、ロジカルなビジネス戦略が融合したチームであると評価し、出資を決断致しました。今後、多くの革新的な治療薬の発見を進めて頂き、社会に大きなインパクトを生み出すだけでなく、国内外から評価される企業に成長することにより日本発の創薬ベンチャーの新たなモデルとなることを期待しています。」

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