FOR IMMEDIATE RELEASE

東京大学 大学院 工学系研究科 鈴木 勉 教授との共同研究開始に関するお知らせ

モジュラス株式会社(代表取締役 木村 俊、本社:東京都千代田区)は、2018年8月1日付で東京大学 大学院 工学系研究科 鈴木 勉 教授と、新たな創薬標的候補の機能解析に関する共同研究を開始したことをお知らせいたします。

鈴木教授は、tRNAを中心としたRNA分子の修飾の生理機能研究に関するリーディング研究者の一人で、精密な測定が困難であったRNA修飾の測定法の開発から、機能解析・疾患関連性の研究まで、本分野の幅広い研究を行ってきております。

今回の共同研究により、当社はRNA修飾に関連する新規メカニズムの創薬応用に関する情報を高い精度で得ることができると期待しており、当社のパイプラインへの高いシナジーを期待しています。

【モジュラス株式会社 代表取締役 木村 俊のコメント】
「RNA修飾研究の第一人者である鈴木 教授と共同研究を開始することができ大変うれしく思います。世界的にも注目されつつあるRNA修飾とそれによる生理機能の制御というエキサイティングな研究領域において一流の共同研究者を得ることで、当社の創薬標的パイプラインがさらに魅力的なものとなっていくことを確信しています。」

【東京大学 大学院 工学系研究科 鈴木 勉 教授のコメント】
「RNA修飾は、ゲノムに書き込まれていない情報です。最近はエピトランスクリプトームと呼ばれ、新しい遺伝子発現調節機構として、生命科学に大きな潮流を生み出しています。我々は、メチル化やアセチル化などを含む多様なRNA修飾の生理的な機能に興味がありますが、RNAのメチル化を精密かつ定量的に測定する技術をもっています。今回の共同研究を通して、我々の研究が新たな治療薬の発見に役立てられることにとても興奮しています。」

###

If you’d like more information about this topic, please email at info@modulusdiscovery.com

東京大学 大学院 工学系研究科 鈴木 勉 教授との共同研究開始に関するお知らせ
NEWS -